レシピ

【材料】(2人分)

    • 大根・ラディッシュなど  100g
    • 808ファクトリーレタス(フリルレタス)  2~3枚
    • A(甘酒 大さじ3 オリーブオイル 大さじ2 酢 大さじ1/2 塩 小さじ1/2 こしょう 少々)

【作り方】

    1. 大根やラディッシュはスライサーなどで薄い輪切りにし、お皿に彩りよく並べる。
    2. (1)の上にちぎったレタスをのせる。
    3. 混ぜたAを食べる直前にかける。

胃腸の日

12月11日は「胃腸の日」。「いに(12)・いい(11)」と読む語呂合わせから制定されたそうです。師走にこの一年間を振り返ったとき、大切な胃腸に負担をかけてきたことを思い、胃腸へのいたわりの気持ちを持ってもらいたいと記念日にしたそうです。いたわりの気持ちをつい忘れてしまい、暴飲暴食を繰り返しておりました。記念日にしてくださってありがとうございます。

胃腸薬をお守り代わりにバックに忍ばせている私が言うのもなんですが、胃腸のためには生活を見直して不調を未然に防ぎ、食材の効能を上手に取り入れて食べることが大切だと思います。胃腸の不調を未然に防ぐために焼き魚に大根おろし、とんかつにキャベツ、カレーにらっきょう、唐揚げにレモン、など理にかなった食べ合わせが存在します。焼き魚には大根おろしが定番ですが、大根にはジアスターゼというでんぷんの分泌を促進する消化酵素が含まれています。胃腸の働きを助け消化不良を解消し、胃酸を調整して胃もたれや胸やけを防ぐ働きがあるといわれています。とんかつに添えてあるキャベツにはビタミンUが含まれています。胃もたれなど胃酸の分泌の抑制や、胃の粘膜の再生を促す働きがあるといわれています。ちなみにレタスやセロリにもビタミンUが含まれています。カレーに添えてあるらっきょうには硫化アリルという成分が含まれ、腸内環境を整える働きや消化を助ける働きがあるといわれています。そして唐揚げに添えてあるレモンのクエン酸には揚げ物の消化吸収を穏やかにする作用があるといわれています。とはいえ、唐揚げレモン論争に発展しないよう、レモンをかける際はまわりの気遣いが必要です。気遣いといえば感情が与える胃腸への影響は大きいそうです。ストレスは胃腸の働きが悪くなり消化不良で食べ物が吸収されにくくなるといいます。ストレスを溜めずに食コミュニケーションができると胃腸や人間関係に良いと思います。

そんなコミュニケーション力が必要とされるパーティーシーズン、彩り豊かなカルパッチョ風サラダを紹介したいと思います。この季節になると彩りが豊かな大根やカブがスーパーの野菜売り場に並びます。そんな彩りある野菜をスライサーで薄切りにしてお皿に並べ、フリルレタスをトッピングし、甘酒ドレッシングをかければ、豪華な肉料理や魚料理のサイドメニューにぴったりです。胃腸の働きを助けてくれるサラダはピーラーを使えばまな板と包丁いらず、808ファクトリーのレタスを使えば洗う手間もありません。スライサーの刃だけ気をつければ、誰にでも簡単に作ることができます。

さて、忘年会シーズンに焼肉屋さんに行き、ミノやハチノスを食べていると胃袋が4つある牛って胃もたれしたら大変だろうな…などと自分の胃袋の心配を他所に思ったりします。そしてまた胃腸の日の記念日に感謝したのも忘れ、我が胃腸に厳しい季節になるのはいうまでもない。

■レシピ協力:きたじまよりこ(スタイリング・撮影・コラム)