レシピ

【材料】(6個分)

    • 808ファクトリーレタス(ロメインレタス)  1袋
    • 合挽肉 250g
    • 新玉ねぎ 1/2個
    • 卵  1個
    • 塩・こしょう  少々
    • パン粉  適量
    • 薄力粉 適量
    • 揚げ油  適量

【作り方】

    1. ビニール袋に挽肉、塩、こしょう、パン粉(大さじ2)、卵(1/2個分)を入れ、粘りがでるまで混ぜる。
    2. 新玉ねぎは1cm厚の輪切りにして輪を外す。薄力粉をふり、輪の中にタネを詰める。
    3. (2)に薄力粉、溶き卵(1/2個分)、パン粉(分量外)の順につけ、170℃の揚げ油で表裏を返しながら5~6分揚げ、バットに移して油を切る。
    4. 紙容器にレタスと新玉メンチを入れる。

差し入れの日

3月4日は「差し入れの日」。「さ(3)・し(4)・いれ」と読む語呂合わせから制定されました。仕事を頑張る人たちが前向きな気持ちになることで効率を上げ、日本を明るく元気にすることを目指し、会社で疲れている時に嬉しい応援方法である「差し入れ」を啓蒙することで、社内コミュニケーションの活性化を促し、業務効率アップやモチベーションアップなどを図ることが目的です。差し入れと土産は似ていますが、訪問先などに感謝の気持ちを込めて持っていくのが土産で、その「みやげの日」は3月8日になります。
もともと差し入れとは刑罰に服することになった人たちを収監する刑務所や監獄で使われていた言葉でした。明治時代の監獄の扉には隙間があり、その隙間から食事や書物などを入れることを差し入れと呼び、のちに芝居小屋などがこの言葉を使ったことから一般に広まったとされています。

2014年2月の関東甲信に記録的な大雪をもたらした日のことでした。会社勤めをしていた私は会社が用意してくれたバスで都内まで移動し、食の情報収集をするため展示会場内をくまなく歩き回りました。その帰り道、高速道路が大雪で進まず、車内で1泊することを余儀なくされました。食の出張だけに食べ物有り、バスはトイレ付き、映画・音楽あり、必要最低限の携帯充電もさせてもらうことができ、快適とはいえないけど隣にいた同僚としゃべったり仮眠したりして夜を過ごしました。そんな中、出張を仕切る担当部署の社員が前後の車に声を掛けてバスのトイレを使うよう促していて、見知らぬ人が入ってくるのを私はただぼんやりと眺めていました。翌朝、地元からかけつけた社員らがだいぶ歩いたと思われる姿で現れ、段ボールにいっぱいのパンやおにぎり、飲み物を差し入れてくれました。そして前後の車の人々にも差し入れを配り終えると速やかに帰っていきました。あれからだいぶ経つけれど、大雪のニュースを見るたびに、あの日の称賛に価する行為を思い出して胸が熱くなります。

さて3月になると年度末の締めや、入学の支度、引っ越し準備などやることが増え慌ただしくなります。その大変なときに差し入れするなら、ちょこっとつまめる甘いもの、腹持ちのいいもの、気分転換になるものなど、状況を考えて用意できるといいと思います。意外かもしれませんがちょこっとつまめて、気分転換にもなる差し入れには808ファクトリーのレタスがおすすめです。レタスにはイライラを鎮める効果やリラックス効果が期待できるからです。さらに腹持ちのいいものが良ければ精肉店などのメンチやハムカツもつけて、レタスに包んで食べもらうと良いかもしれません。手作りにこだわるのであればこの季節に出回る新玉ねぎを使ったメンチが良いと思いレシピにしました。新玉ねぎの甘さが引き立つメンチはレタスとやさしさを包んで食べていただければと思います。

■レシピ協力:きたじまよりこ(スタイリング・撮影・コラム)