8月8日は808の日

8月8日は808の日(ハチマルハチの日)です。808はヤオヤとかハッパとも読みます。このように語(ことば)の呂(呂律)を調子よく合わせることを語呂合わせと言いますが、日本古来より親しまれてきた和歌にも、「語呂合わせ」や「韻を踏む」といった言葉遊びが使われていました。

現代では年号や元素記号など何かを覚えるために用いたり、ヒップホップやラップなどのリズミカルな音楽にも使われていることから、語呂合わせは私たちにとって身近な存在といえます。

808の日と同じ8月8日には、笑い声のハハで「笑いの日」、ハハやパパと読めることから「親孝行の日」、8月18日でも良さそうな「パパイヤの日」があり、他にも日本には語呂合わせの記念日がたくさんあります。

808ファクトリーといえばレタス。レタスも「0(レ)+(タス)」という語呂合わせで言葉遊びができそうです。

0(レ)の思考にアイディアや発想を+(タス)と無限大に答えがあるように、レタスも食材や調味料を+(タス)と無限大に食べ方があります。(笑)そんな無限大のレタスを使って、みんなが集まるお盆に88(パパ)っと作れるレシピを提案させていただきます。帰省してみんなで88(ハハ)と笑って過ごせたら、それは8888(ハハパパ)にとって一番の親孝行なのかもしれません。そしてご先祖様もそんな団らんをきっと微笑ましく思うはず。ちなみに駄洒落は語呂合わせの一種です。(笑)

今回はゴーヤでもパパイヤでもなく、オクラ入りのレタスチャンプルにして、ネバネバとシャキシャキ食感を楽しんでいただければと思います。そして、駄洒落ばかりのこのコラムが、お蔵入りにならないようにご先祖様に祈るばかりです。

レシピ

【材料】2人分

  • そうめん  100g
  • レタス(グリーンリーフ)  1/2袋
  • オクラ  4本
  • スパム  80g
  • 卵  1個
  • 塩・こしょう  少々
  • サラダ油  大さじ2
  • ごまたまねぎドレッシング  適量

【作り方】

  1. オクラはまな板に並べて塩をふり、板ずりしてうぶ毛を取る。スパムは短冊切りにする。
  2. 鍋にたっぷりの湯を沸かし、そうめんを半分に折って表示の時間より短めに茹で、一緒にオクラも茹でる。ザルにあげてオクラは別で冷まし、そうめんは流水でもみ洗いし、布巾などで押さえて水気を取り、麺がくっつかないように、ごまたまねぎドレッシング(大さじ1)を混ぜて、しばらく置いて油をなじませる。
  3. サラダ油(大さじ1)を熱したフライパンに溶き卵を入れて炒め、半熟状になったら一旦取り出す。同じフライパンにサラダ油(大さじ1)を入れて中火で熱し、スパムとオクラを炒める。
  4. (3)にそうめんを加え炒め、半熟の卵とちぎったレタスを入れて混ぜ、塩、こしょうして火を止める。器に盛りつけ、ドレッシングをかける。

■レシピ協力:きたじまよりこ(スタイリング・撮影・コラム)