レシピ

【材料】(2人分)

    • ドックパン(今回は塩パン使用)  2個
    • ソーセージ  2本
    • 808ファクトリーレタス(フリルレタス)  4枚
    • ピクルス 適量
    • ケチャップ・マスタード 適宜

【作り方】

    1. お湯を沸かし、沸騰したらソーセージを茹でる。
    2. ドックパンは真ん中にパン切り包丁で切り目を入れ、トースターで焼く。
    3. ドックパンにちぎったレタスとソーセージを挟み、ピクルスを添える。お好みでケチャップとマスタードをかける。

愛妻の日

1月31日は「愛妻の日」。「愛(I)・妻(31)」と読む語呂合わせから制定されたそうです。「愛」は数字の1をアルファベットのI(あい)に見立てているそうです。一番身近にいる妻に対して、感謝の気持ちを伝えることはなかなかできないもの。この日が感謝の気持ちを伝えるきっかけの日になればとの想いがこめられているそうです。記念日にした協会はこの日に「男の帰宅花作戦~男は花を持って家に帰ろう~」を提案しています。愛妻家が増えれば、世界はもう少し豊かで平和になるかもしれないという思いが込められているそうです。個人的には花より団子だし、団子より労いの言葉だし、労いの言葉より行動で示してもらえると非常に有難いと思っています。これを世の中では悪妻と呼ぶのかもしれません。日本を代表する明治の文豪 夏目漱石。その妻である響子は悪妻だったといわれています。裕福な家庭で育った響子は19歳で夏目金之助(漱石の本名)と見合いをして結婚しました。金之助は結婚した妻に「俺は学者で勉強しなければならないのだから、おまえなんかにかまっていられない。それは承知していてもらいたい」と言いました。その後の金之助の理不尽な言動や、困窮に耐えられたのは妻の負けん気の強い性格であったからだといえますが、朝寝坊で料理下手、浪費がすぎたことから、門下生たちにより悪評を立てられてしまいました。夏目漱石が優れた作品を残すことができたのは妻の支えがあったことは歴然で、「坊ちゃん」に登場する主人公を支える女中の清のモデルが、支え続けた響子ではないかと思え、そうなると漱石も愛妻家だったのかもしれません。

令和ともなると夫婦の在り方は、夫も妻も支え合うスタイルに変わってきましたが、そんな新時代でありながら我が家の家事分担は相変わらず私がほぼ100%担当しています。忙しいときはそれなりの不満はあるけれど、責めず・頼らず・求めず精神で良き妻を演じております。(笑)しかし昨年は5度のぎっくり腰(もはや慢性化)を経験し、そのたびにコンビニのおにぎりを夫から与えられ、私不在のリビングはゴミ化し、互いに野菜不足となり、寝るか食べるかの生活でただ太っていった。しかしこれは夫という愛妻家の可能な妻への支えであることは違いなく、ほったらかし(そっとしておいた)にされた私は「俺はテレビの子守りをしなければならないのだから、おまえなんかにかまっていられない。それは承知していてもらいたい」そんな幻聴が聞こえるようになりました。(笑)

そんな幻聴を治すべく家事を一切しない夫も作ることができる808ファクトリーのレタスを使ったワンハンドで食べられる一品を紹介しようと思います。我が家の場合、その前においしいパン屋を探しておく必要があります。なければコンビニにあるパンで代用がきくことを伝えなければならい。もしものためにソーセージとレタスは常備しておかなければならない。そして808ファクトリーのレタスは洗わず使えることも念のため言っておかなければならない。こうして過保護な愛妻家には妻の支えが必要であることはいうまでもない。

■レシピ協力:きたじまよりこ(スタイリング・撮影・コラム)