レシピ
【材料】スキレット2枚分(幅25.5×奥行15.7×高さ3.3cm)
- 808ファクトリーレタス(フリルレタス) 2~3枚
- A(薄力粉 35g 塩 ひとつまみ)
- 卵 1個
- 牛乳 50ml
- バター 10g
- アボカド 1/2個
- レモン 1/8個
- クルミ 適量
- 塩 少々
【作り方】
- 230℃に予熱したオーブンに、天板にスキレットをのせ温めておく。
- ボウルにAを入れて混ぜておく。計量カップに卵を割り入れて溶き、牛乳を加えて混ぜ合わせ、ボウルに少しずつ入れて混ぜ合わせる。
- スキレットをオーブンから出し、バターを入れて全体に回しながら溶かす。生地を流して全体に広げ、オーブンで10~12分焼く。
- オーブンから取り出し、ちぎったレタス、薄切りのアボカド、クルミをトッピングし、塩、レモン汁をかける。お好みでおろしたレモンの皮をかける。
おやつの日」
8月2日は「おやつの日」。「お・や(8)・つ(2)」と読む語呂合わせから制定されたそうです。コミュニケーションツールでもある「おやつの力」を広めることが目的だそうです。
一日二食が一般的だった江戸時代中期、午後2時から3時頃にとっていた小腹を満たす間食の時間を「八刻」(やつどき)といい、この八刻に食べる軽食がおやつと呼ばれるようになりました。会話を弾ませるコミュニケーションツールとしても注目されているおやつといえば、平昌オリンピックで前人未到の快挙を達成したカーリング女子のおやつタイムを思い浮かべる人も多いと思います。ハーフタイムに作戦を練り、栄養補給、リフレッシュ、リラックスといった気分転換を5分間という短い時間で行います。だから食べやすくてすぐに吸収する羊羹や干し芋、果物を選んでいたといいます。
子どものおやつは不足しがちな栄養を摂る補食が目的です。消化器官が未熟で胃が小さいので一度にたくさん食べられないことから、第4の食事とも言われています。おやつといってもお菓子というより、野菜やチーズなどを加えたおにぎりやパン、さつまいもなどの炭水化物が中心で、夕食に響かない量が目安となります。
大人のおやつというとアスリートや子どもとは違って、嗜好品を意味することが多いです。食事と食事の間隔は4~5時間が理想的だと言われていて、おやつは間食ともいうように、食事と食事の間にとるものなので、量やエネルギーが多すぎると夕食がきちんと食べられなくなり、翌朝の食欲にも影響することもあります。お菓子というよりナッツ、果物、ヨーグルト、ドライフルーツなどが良いと思いますが、808ファクトリーのレタスもおやつにおすすめです。そのままでもいいし、魚肉ソーセージやチーズなどを巻いてもいいと思います。
私の小さい頃は母の手作りおやつが当たり前でした。おやつの定番といえば油にポトンと生地を落として揚げた怪獣ドーナツや緑や赤のゼリーがついた素朴なクッキー、そしてホットケーキでした。小学校に入ると自分で作るようになり、おやつ作りがきっかけで料理や盛り付けが好きになったのだと思います。そして友達と一緒に作ったり食べたりすることで、人見知りの私もコミュニケーションが少しずつ取れるようになり、今の仕事に繋がったのだと思います。今の私を作ったのはおやつといっても過言ではありません。(笑)
さて今回はダッチベイビーを紹介したいと思います。ダッチベイビーはおうちにある食材で作ることができます。スキレットなどの鉄製のフライパン(なければ耐熱皿でもOK)に入れてオーブンで10分程焼きます。バターと粉糖をかけた甘いものも美味しいのですが、今回は大人の日焼け対策のためのおやつとして、食べる日焼け止めと言われているアボカド、鉄分などのミネラルやビタミンが豊富なアーモンド、そして疲れた体を鎮静し、催眠効果が期待できるサポニンが入ったレタスをトッピングします。いろいろ食べる理由を考慮して、罪悪感がないよう選んだ食材です。(笑)
■レシピ協力:きたじまよりこ(スタイリング・撮影・コラム)