レシピ

【材料】(2~3人分)

    • 808ファクトリーレタス(グリーンリーフ)  1袋
    • 食パン 4枚
    • ベーコン  4枚
    • 黒糖  大さじ2
    • ブラックペッパー  少々
    • 溶けるチーズ  適量
    • トマト  1/2個
    • バター  20g
    • マヨネーズ  適量

【作り方】

    1. フライパンにベーコンを広げ、黒糖とブラックペッパーを両面にふりかける。中火に熱して両面をこんがり焼き、黒糖ベーコンを作る。
    2. 食パンの片面にマヨネーズを塗り、塗った方を上にしてレタス(1/2袋分)、輪切りしたトマト、黒糖ベーコン(2枚)、チーズ、食パンを順にのせる。これをもう一つ作る。
    3. フライパンにバター(5g)を入れて中火に熱し、バターが溶けたら(2)をのせ、アルミホイルを置いた上にスキレット(または鋳物の鍋蓋)を乗せ、押しながら片面を2分焼く。返すときにフライパンのバター(5g)を入れてもう片面も2分焼く。残りのサンドも同様に焼き、半分に切って皿に盛る。

ホットサンドを楽しむ日

3月23日は「ホットサンドを楽しむ日」。サンドイッチの日とされる3月13日(サンド1=サンドイッチ)から、サンドイッチを焼く音「ジュウ=10」を足したものです。屋外でのキャンプや自宅時間を楽しむためのおうちキャンプなどで人気のホットサンドを、より一層楽しく味わってもらうことが目的です。

ホットサンドはブラジル サンパウロ州のバウルー村がルーツといわれ、ホットサンドだけでなく、作る器具もバウルーと呼ばれています。本場ブラジルのホットサンドはフランスパンで作りますが、日本の企業がバウルーを参考にホットサンドメーカーを作るとき、スーパーで手に入りやすい食パンのサイズにしたことから、日本ではその大きさが主流となりました。

アウトドアの魅力はなんといっても外で食べるごはんです。そして普段はあまり料理をしない人がマメに料理をしてくれるのも魅力のひとつです。(笑)ローストビーフ・スペアリブ・ローストチキンなどの料理はマメになった人にお任せするとして、朝食や昼食はその残ったものを使ってホットサンドにするとグレードが上がり、みんなのテンションも上がります。さらにテンションを上げる食材といえば溶けて伸びるチーズです。ホットサンドの切り口からとろりとする感じは人を幸せにさせます。さらにたっぷりのレタスを加えれば、シャキシャキとした食感が加わるだけでなく、食べ過ぎた罪悪感をほぼゼロにしてくれます。無論そんなことは一時に過ぎないのだけど…。そんなアウトドアには洗って水切りする作業がいらない808ファクトリーのレタスが断然おすすめです。

ホットサンドを作るバウルーやカリカリベーコンを作るベーコンプレスは、どちらも便利でアウトドアで重宝しますが、インドア派で作る頻度が少ないのであれば、スキレットや鋳物などの重い鍋蓋を代用すると簡単に作ることができます。流行りのものを使うのはカッコいいけど、ある道具を上手く使うことの方がもっとカッコいいと個人的には思っています。ということで流行りの勢いで購入したのに出番がないスキレットを使って、今回はホットサンドを作りたいと思います。私は大きいものが1つと小さなものが2つあるので、今回は大きいスキレットを使いますが、小さいスキレットを2個重ねて作ることもできます。新たな使い方を知ると流行りものに飛びついておいてよかったと思います。(笑)具材はBLT(ベーコン・レタス・トマト)とシンプルですが、黒糖とブラックペッパーを振ってジリジリ焼いた黒糖ベーコンを入れると、カリカリで照り焼きのようなコクが生まれ、いつものベーコンとは違った美味しさを楽しむことができます。

さてホットサンドはいろんな具材を挟むと美味しさが増しますが、人の場合は小耳に挟んで良かれと思って口を挟むと気まずさが増していきます。ホットサンドも人間も挟み方には工夫が必要と言えます。挟み方の工夫というより信頼関係で成り立っているサンドは夫と私の間に愛犬が眠るホットサンドです。それにはバウルーもスキレットも必要ありませんが、寝返りが打てないという面においては少し工夫が必要かもしれません。(笑)

■レシピ協力:きたじまよりこ(スタイリング・撮影・コラム)