レシピ

【材料】(2~3人分)

    • 808ファクトリーレタス(ロメインレタス)  1袋
    • 春菊  50g
    • ベーコン 2枚
    • ニンニク  1片
    • マカロニ(早ゆでタイプ)  60g
    • オリーブオイル  大さじ3
    • レモン汁  小さじ2
    • 塩  小さじ1/3
    • ブラックペッパー  適量

【作り方】

    1. 春菊とレタスは4センチ幅に切りボウルに入れる。ベーコンは5mm幅に切り、ニンニクは皮を剥いて包丁の腹を使って潰す。
    2. フライパンにオリーブオイル、ベーコン、ニンニク、マカロニを入れて中火にかけじっくり炒め、カリカリになったら火を止める。
    3. (1)に(2)をオイルごと入れ、レモン汁、塩、ブラックペッパーで味をととのえ、器に盛りつける。

マカロニサラダの日

1月11日は「マカロニサラダの日」。主材料であるマカロニの形が数字の1に似ていることから1が「サ・ラ・ダ」と3つ並ぶ1月11日に制定されたそうです。幅広い世代に愛されているマカロニサラダの魅力をさらに多くの人に知ってもらい、「マカロニサラダ」を日本の食卓に定着させることが目的です。きゅうりやニンジン、ハムなどが入ったマカロニサラダはソウルフードと言っていいほど、既に日本の食卓に定着しているのではないかと思います。マヨネーズで調味するので失敗しないというメリットと、冷蔵庫に残った食材を入れて手軽にアレンジできるのがマカロニサラダの魅力だと思います。日本のマカロニサラダのシンプルな味つけに対し、フィリピンのマカロニサラダは日本のものと見た目は変わらなく見えますが、マヨネーズとコンデンスミルで調味するので、衝撃の甘さに驚かされますが、慣れてくるとハマる美味しさです。甘いマカロニというとサラダではないのですが、クロアチアにはストンスカトルタというマカロニのケーキがあります。チョコレート生地にマカロニが入っていて、切った断面にマカロニが見えて可愛いらしさがあります。チョコレートとの組み合わせは私たちにとって違和感はあるものの、マカロニ自体にほとんど味がないので全く違和感がありません。環境にすぐに馴染むマカロニの順応性は是非見習いたいものです。

さて、マカロニサラダはマヨネーズの力を借りれば簡単においしいサラダが作れるので、レシピにするほどでもないかなと思っていましたが、世の中にはたくさんのマカロニサラダの味付けがあります。味変でケチャップを加えたオーロラソース、豆板醤を加えた中華風、コチュジャンを加えた韓国風など、ちょい足しすれば無限にレシピの可能性が広がります。そんな中でマカロニの面白い使い方を目にしました。それは早ゆでのマカロニを茹でも揚げもせず、炒めてスナックのように食べるというものでした。早速これをヒントにベーコンとニンニクとマカロニを一緒にカリカリになるまで炒めてみたところ、旨味も吸って美味しくなったので、これをレタスと旬の春菊に混ぜ、レモンをかけてサラダにしてみました。いつものマカロニサラダも好きだけど、新食感のマカロニサラダもおすすめです。

さて、今更ですがこの日を制定したのはマヨネーズで有名な企業が、マヨネーズをたっぷり消費できるマカロニサラダを記念日にしたのではないかと思います。(ちなみに同企業が10月10日をポテトサラダの日に制定しています)。今回のマカロニサラダはマヨネーズを一切使っておらず、こちらは洗わず使える808ファクトリーのレタスをたっぷり消費できる内容となっております。(笑) マカロニだけに順応性のある考え方と先を見通す力を身につけ、実りある一年になりますように。

■レシピ協力:きたじまよりこ(スタイリング・撮影・コラム)