レシピ
【材料】(2人分)
- 808ファクトリーレタス(グリーンリーフ) 5枚
- バナナ 1本
- パセリ(葉のみ) 5g
- はちみつ 大さじ1
- レモン汁 1/6個分
- 牛乳(または水) 150ml
- ヨーグルト 50g
【作り方】
- バナナは水玉用に薄い輪切りを作る。水分を拭き取ったグラスの中にランダムに張りつけておく。
- パセリは葉の部分を摘み、レタスはちぎり、(1)で残ったバナナを適当な大きさに切り、ミキサーに入れる。はちみつ、レモン汁、牛乳、ヨーグルトを加え攪拌する。
- (1)のグラスに(2)を注ぎ入れる。
808の日
8月8日は「808の日」。808FACTORYの808は「や(8)・お(0)・や(8)」八百屋、そしてFACTORYは工場。直訳すると八百屋工場。工場で野菜を作っているのだから納得の名前です。
昔は商店街に八百屋、肉屋、魚屋などがそれぞれに立ち並んでいました。現在はスーパーやコンビニ、ドラックストアでいろいろ揃ってしまうので、すっかり専門に扱うお店が少なくなってしまいました。
そもそも肉を売るから肉屋、魚を売るから魚屋、なのにどうして八百屋だけは野菜屋ではないのか不思議だと思いませんか。これには諸説ありますが、昔、葉物野菜は青物と呼ばれていて、青物を売る店は「青物屋」と呼ばれていていました。これが「あおや」と略され、さらに「やおや」となったといいます。ほかにも説があります。いろんな種類の品物を扱うお店という意味で、「八百」(とても多いことを意味する)という言葉が使われ、「八百屋店」と呼ばれていたものが「八百屋」になったという説もあります。日本大百科全書では、語源について「そこではいっさいの精進の調菜(副食物)、乾物、海藻、木の実、草根などを扱っていたので八百屋といった」と説明されています。
808ファクトリーではグリーンリーフ、フリルレタス、シルクレタス、ロメインレタスの4種類のレタスが作られていています。グリーンリーフは露地ものと比べて葉がやわらかく、味もマイルドで苦味が少ないです。フリルレタスは葉に適度な厚みがあり、パリっとした食感があります。シルクレタスは葉先がピンク色でとてもやわらかく、ふんわりしています。ロメインレタスは苦味がほとんど無いのが特徴です。昔は八百屋のおじさんやおばさんがこういった野菜の特徴やどんな料理がおすすめかを買物中に教えてくれたものでした。現在はセルフでカゴに入れるので、誰も教えてくれません。しかも働く人が多くなった今、夕刻の買い物はコミュニケーションを取っている暇がありません。ですから808ファクトリーではSNS上でおしゃべりが過ぎるコラムやレシピをのせています。八百屋のおじちゃんやおばちゃんの代わりにはなれないのですが、食コミュニケーションが必要なときには、ふらりと寄っていただければと思います。
さて、今回は8月8日の「808の日」と8月7日の「バナナの日」の日と絡めて、バナナとレタスのスムージーを紹介したいと思います。スムージーとは氷を加えたり、野菜や果物を組み合わせて作るドリンクのことをいいますが、最近は素材を凍らせずにフレッシュなままミキサーにかけることがシ主流になっているので、体が急激に冷えることもありません。食欲のない朝、夏バテな夜に包丁いらずのスムージーで残暑を乗り切ってもらえればと、おばちゃんは思っています。(笑)
■レシピ協力:きたじまよりこ(スタイリング・撮影・コラム)